更年期障害は閉経前後、もしくは卵巣機能が低下し、女性ホルモンの分泌が低下することによっておきます。
のぼせ、ほてり、発汗、冷え、動悸、肩こり、腰痛、めまい、頭痛、イライラ、不眠、うつ状態などの症状があります。
つらい症状を我慢せず、ご自身のホルモンの状態をきちんと把握し、適切な治療を受けることで症状が改善されることがわかっていますので、まずはお早めに受診されることをお勧めします。
最近は30代後半~40代にかけて、月経があるにもかかわらず、更年期障害によく似た心身の不調を訴える女性も増えてきておりますが、このような症状も、治療を受ける事で症状の改善も期待できます。
主に子宮筋腫や子宮腺筋症といった子宮全摘術の対象となる疾患が手術です。
この術式のメリットは、腹腔鏡により癒着や腫瘍部位を直接確認できることが可能で、またお腹の傷跡が小さいため手術後の回復が早いことから可能な限りこの手術法をお勧めしています。
子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜症、子宮頚部上皮内癌などが、この手術の対象となる疾患です。
開腹して子宮を全部摘出する手術ですので、妊娠出産を希望される方には不向きな手術です。
上に述べる膣式子宮全摘術の適応とならない場合に施術します。
大きな術創を作らずに、小切開だけで腹腔鏡下に卵巣腫瘍を手術する方法です。
手術時間が多少長くなることが多いですが、その分傷が小さくて済むこと、術後の回復が早いため入院期間が短くて済むこと、などのメリットがあり、適応がある限りこの手術法を選択しています。
子宮脱という、子宮が下がってきて膣から飛び出した状態になってしまった場合に行う手術でたるんだ膣壁を治す前・後膣壁形成術、子宮を支える靱帯を締め直すマンチェスター手術などの術式があり、個々の症例に応じて最も適当と思われる術式を選択するようにしています。
バルトリン膿瘍に対する手術、子宮頚部円錐切除術(子宮頚部の前癌病変に対する手術)、外陰部コンジローマ病変の摘除術などがあり、炭酸ガスレーザーを用いた治療も行っております。
卵巣の正常な部分を残し、腫瘍部分のみを摘出する手術です。良性の卵巣腫瘍に対し行う手術です。
大きな術創を作らずに、小切開だけで腹腔鏡下に卵巣腫瘍を手術する方法です。
手術時間が多少長くなることが多いですが、その分傷が小さくて済むこと、術後の回復が早いため入院期間が短くて済むこと、などのメリットがあり、適応がある限りこの手術法を選択しています。