妊婦健診に欠かせない「超音波検査」は、最も活用されている一般的な検査で、おなかの外側からは見えない子宮内の様子を超音波で確認します。
毎回の健診で、胎児の様子を確認することは、お腹の中の赤ちゃんに会えるということでもあり、胎児の成長と共に、次回もまた赤ちゃんに会いたいという母性が芽生えてきます。
妊婦さんの血液を採取し、血液中の4種類の成分を測定することで、赤ちゃんが対象疾患(ダウン症、他)を持った確率を調べることができます。35才以上の方には希望される人が多いです。
¥16,500 (税込)
そんな願いから当院では、家族に囲まれているようなアットホームな雰囲気でのお産を目指しています。
お母さんが安心して自然分娩ができるように、医師、助産師、看護師、スタッフ全員で安全なお産をサポートいたします。
赤ちゃんの持つ「生まれようとする力」とお母さんに備わっている「産む力」を最大限に引き出しできるだけ自然な形でお産を迎えます。
⾃然分娩での出産について質問や不安がある⽅は、いつでも医師・看護師にご相談ください。
※⾃然分娩をご希望の場合でも、母児の安全を第一に考えて、状態によっては分娩誘発や帝王切開術となる事もあります。
必要だと判断した時は、医療介入が適宜行える体制をとっておりますのでご安心ください。
無痛分娩とは、麻酔を使用して出産のときの痛みを和らげながら出産する方法のことで、欧米では主流になっている出産方法です。
部分麻酔なので意識はしっかりあり、お母さんには自然分娩の時のようにいきんで出産をしていただきます。
お母さんの痛みと不安を少しでも減らし、安全なお産をするためのアシストと考えており、痛みが緩和されることにより、リラックスした状態で、会話をしたり、スタッフの指示を冷静に聞くことができるので、お産の実感と感動を感じられることができます。
また産まれた赤ちゃんをすぐに抱くこともできます。
近年急速に実施施設が増えている無痛分娩ですが、当院では今から24年前の早い時期より無痛分娩を実施してきた長い歴史の積み重ねがあり、
これまで累計約3,000名の無痛分娩による出産をサポートしてまいりました。
当院では一般的に主流である「硬膜外麻酔法」による無痛分娩を行っています。
無痛分娩をご検討の方はJALA:無痛分娩関係学会・団体連絡協議会のサイト内容等も参考の上ご判断下さい。
無痛分娩についてご質問があれば、どんなことでも医師にお尋ねください。
・硬膜外麻酔
お母さんの背中から、脊椎の中にある硬膜外腔という場所に、硬膜外カテーテルとよぶ細いチューブを入れて、そのカテーテルから麻酔を入れることで、痛みを和らげる方法です。
陣痛の具合や分娩の進行をみながら、麻酔の量などを調節して分娩時の痛みを和らげます。
※近年急速に実施施設が増えている無痛分娩ですが、当院では今から24年前の早い時期より無痛分娩を実施してきた長い歴史の積み重ねがあり、これまで累計約3,000名の無痛分娩による出産をサポートしてまいりました。
無痛分娩をご検討の方はJALA:無痛分娩関係学会・団体連絡協議会のサイト内容等も参考の上ご判断下さい。
当院での無痛分娩は、あらかじめ日程を決めて計画出産を行います。
診察時にご相談ください。
遠方から里帰り出産をご希望される方は随時お電話(TEL: 029-224-3223)にてお問い合わせください。
帝王切開には、予定日を決めて行う「予定帝王切開」と、お産の経過中の事態急変に母児の生命を救うために行われる「緊急帝王切開」があります。
当院では、帝王切開における麻酔は基本的に気管内挿管による全身麻酔になります。
通常使用されている脊髄麻酔に比べて副作用(低血圧や頭痛)が少なく安全性の高い麻酔です。
術後の傷の痛みや、子宮収縮の痛みを緩和させるために「全身麻酔」と「硬膜外麻酔」を併用して希望される方も多くいますのでご希望があればお申し出ください。
通常36週までの健診結果をもとに、自然分娩が難しいと判断される場合に帝王切開が選択され、37~38週頃に手術を行います。
お腹の中で赤ちゃんが頭を上にした姿勢になっている「逆子」は、一番大きな頭が最後に出ることで難産になるケースが多く、ほとんどの場合が帝王切開です。
赤ちゃんが生まれるときの出口・子宮口を胎盤がふさいでしまっている「前置胎盤」の場合は、基本的に帝王切開となります。
ただし出血した場合は安全を第一に考えて、予定日よりも緊急手術になります。
赤ちゃんの頭がママの骨盤より大きい場合や、骨盤の形によって産道を通り抜けるのが困難だと判断されると、帝王切開になることがあります。
何らかの原因で羊水が減少したり、へその緒が圧迫されたりして赤ちゃんの心拍数が異常に速くなったり遅くなったりする状態が続いたとき。
子宮口が十分に開かないなどの理由で分娩が長時間になり、母子の状態から早めに出産した方がよいと判断されると帝王切開に切り替わることがあります。
赤ちゃんは生まれるときに、お母さんの骨盤の形に合わせて頭を回しながら下りてきますがこの回旋がうまくいかず、途中で止まってしまった場合に帝王切開になります。
お腹の赤ちゃんが成長する過程でお母さんの血液量もどんどん増えていくため、妊娠後期に発症しやすい病気です。以前は、妊娠中毒症という病名でした。
この病気によりお母さんの具合が悪くなったり胎児に酸素や栄養が行かなくなるなど危険な状態になった場合には緊急帝王切開になります。
自覚症状がでにくい病気ですが早期発見で予防ができますので妊婦健診をきちんと行ってください。
赤ちゃんが生まれる前に胎盤が子宮から剥がれてしまうと、赤ちゃんへ酸素が届きにくくなり、子宮内は大量の出血など一刻を争う事態になるため緊急帝王切開になります。
流産と人工妊娠中絶は基本的に異なります。
流産は妊娠22週までに様々な原因によって胎児の成長がストップし、母胎内で死亡してしまったり失われることを言います。(妊娠22週以降の赤ちゃんの死亡は死産と呼ぶようになります)
それに対して、人工妊娠中絶とは胎児が母体外で生存できない時期に、人工的に妊娠を中断させ、胎児を母体外に取り出すことを言います。
人工妊娠中絶は「母体保護法」という法律で認められた権利で、母体の健康を守ることを目的とした法律です。
本人及び配偶者の同意があり、定められた2つの条件を元に中絶が許可されています。
手術可能な時期は妊娠週21週6日目までと法律で定められています。
全ての妊娠が順調に経過するわけではありません。
妊娠初期に流産してしまう頻度は10〜15%あり、流産の原因の60~80%は児の染色体異常と報告されています。
流産と診断された場合、子宮の中の組織が排出されることが、次の排卵周期の準備を始めるのに不可欠です。
最善の準備をするために、組織が子宮内に残り出血が長引いたり、ひどい腹痛がおこる可能性がみられる場合には、流産手術が必要となります。
周囲になかなか相談できず、不安や心配を感じるのはごく普通のことです。
当院ではこれまでにも同じような悩みを抱えている女性の方々と真剣に向き合い、専門的な立場からアドバイスをしたり、ベストな方法を寄り添いながら一緒に考えてまいりました。
ご本人にとっては、不安と向き合いながら難しい選択を迫られることになりますが、悩む時間は限られています。
中絶手術は法律的に手術可能な時期があり、それを過ぎると中絶手術が受けられなくなるからです。
また妊娠週数によって中絶手術の方法・手術費用も変化しますので、まずはできるだけ早くご相談ください。
人工妊娠中絶は、母体の生命健康を保護することを目的としている法律『母体保護法』により、手術可能な期間が定められています。
母体保護法では、人工妊娠中絶手術が可能な時期は妊娠週21週6日目までと定められているため、妊娠22週の期間をこえると中絶手術を行うことはできません。中絶可能期間の中で『初期中絶』と『中期中絶』に分けられており、手術内容と費用が異なります。
・同意書
※人工妊娠中絶手術には、必ずご本人とパートナーの2人の署名が入った同意書が必要になります。
初診の際にお渡ししますの手術当日に必ずお持ちください。未成年の場合には保護者の同意書も必要となります。
初診で、問診・診察・血液検査を行なってから手術日を決めます。(初診日に手術は行いません)